「新しいあたりまえ」を創り続ける男 大久保秀夫 解体新書

  • BRAIN
  • EYES
  • VOICE
  • MIND
  • POCKET
  • FOOT

Plofile

名前
大久保秀夫
ヨミ
オオクボヒデオ
性別
male
生年月日
1954年10月2日
出身
東京都
趣味
読書
座右の銘
親孝行

1954年10月2日生まれ。國學院大学法学部卒業。1980年に新日本工販株式会社(現株式会社フォーバル)を設立し、電電公社(現NTT)の独占であった電話機の市場に進出する。1988年には「NCC・BOX」の成功をきっかけに、当時の最短記録で株式を公開。創業以来30年にわたり、さまざまな「新しいあたりまえ」を創造してきた。2010年7月からは、代表取締役会長の職に就きながら、国内国外を問わず、さまざまな社会活動に力を注いでいる。

ohkubo's EYES

次世代をとらえる先見力。
大久保の目に写る今(視野)をご紹介。

魂の声を聞くことで見えてくるものがある

私が世の中のさまざまな問題に目を向けるようになったのは、幼少の頃に遭遇した交通事故の経験が原点にあります。即死でもおかしくなかった事故から生還した私は、母親から「神様にもう一度命をもらったのだから、これからは世のため人のために思いっきり生きなさい」と言われて育ちました。その経験からか、私は自分の“良心”=“魂の声”を決断する際の基準とし、「許せない」と思うことに特別な目を向けるようになったのです。これからの未来を生きる人たちのために、私は誰も直そうとしない“正しくない常識”をなんとか変えようと、日々活動しています。

海外で見ているもの

カンボジアへの教育支援を
見直す活動に力を入れています。

ポルポト政権により、医師や教師などのほとんどが虐殺されたカンボジアでは、「子どもたちが学べる環境がない」という問題が起きています。こうした事態を受け、これまで日本をふくめ諸外国からの支援により、たくさんの学校施設がつくられてきました。

しかし、私自身がカンボジアのことを知るにつれ、これらの支援の問題点が見えてきました。それは、カンボジアが本当に必要としているのは、学校ではなく、勉強を教える教師の方であるということです。実際にカンボジアでは、学校はあっても、教師がいないという地域が少なくありません。また、教師と呼ばれる大半のかたも、教員としての経験や知識が未熟でした。

こうした事実を目の当たりにした私は、カンボジアの教師を育てるため、「公益財団法人CIESF(シーセフ)」を立ち上げました。「学校を建てる」といったわかりやすく目に見える活動ではありませんが、私たちの活動は着実に実を結びつつあります。

国内で見ているもの

世の中をあるべき姿に戻したいと考えています。

企業の存在意義は、社会に貢献することにあると私は考えています。しかし、現在の日本の企業活動を見ていると、マネーゲーム主義に偏り、株主至上主義、「お金を稼いだ者が一番偉い」というマインドしか感じられません。

こうした状況の中で、はたして企業は社会に貢献する存在になれるのでしょうか。それは無理なのではないかと、私は思っています。

このように“社会的価値”をないがしろにする風潮は、何も企業だけにある問題ではありません。今の世の中には、大切な未来を預かっているという視点が欠けていると思うのです。

こうした問題を、私は一つずつ解決していきたいと考えています。

大久保秀夫の海外での活動はこちら 大久保秀夫の国内での活動はこちら